沖縄県立博物館・美術館がオープンして3年が過ぎました。初代館長に前副知事の牧野浩隆さん、そして2代目館長に公明党県本部顧問だった元衆議院議員の白保台一さんが就任しました。直前まで政党顧問をしていた人を館長にするなんて考えられない人事です。管轄も県の「教育委員会」から「文化観光スポーツ部」に移りました。
 美術館のオープン前後から、美術館のあり方を巡って美術関係者や県民が様々な苦言、提言を公の場で議論し沖縄独特のすばらしい美術館を作ってほしいと訴えてきました。
 これまでの美術館のあり方を問い直し、これからの美術館のあり方を美術関係者だけでなく、広く県民に参加してもらい議論する場を設けたいと思います。
 美術館は私たちの税金で運営されています。疑問のあるままの美術館でいいわけがありません。何度でも議論し、県に提言し続けましょう。

2011年5月1日日曜日

シンポジウムの報告


4月29日に行った「県立美術館のあり方を考える」シンポジウムには大勢の方が来て下さいました。
美術関係者だけでなく、一般の方を含め様々な立場の方からたくさんの質問、ご意見をいただきました。
また、インターネットでいただいたアンケートも会場内で代読し、美術館の今後のあり方を考える上で貴重な意見を交換できる
機会になったことをご報告します。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
残念ながら、シンポジウム参加の依頼をした美術館前館長、博物館副館長、文化の杜社長は参加を断られましたが、シンポジウムででた様々な提案をうけて、現在、具体的に対応を検討しています。
この問題は継続して取り組んでいかなければならないものだと考えていますので、ひとりでも多くの参加とご意見、ご提案を引き続きよろしくお願いします。

写真① 会場の様子。 


写真② 新聞記事:
4月30日沖縄タイムス(社会面)

 琉球新報(ひと・暮らし面)

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